こんにちは、小野寺徹です。
商品が決まり、契約もまとまり、いよいよプロジェクトページの作成——ここで多くの人が同じ失敗をします。
商品の機能を、上から順に全部並べてしまうのです。
メーカーからもらった資料をそのまま日本語にすると、たいていこうなります。しかし、機能の一覧表で財布を開く人はいません。この記事では、支援されるページに共通する「構成の順番」をお伝えします。
大原則: 主語を「商品」から「読む人」に変える
ページ作成の出発点はこの一文です。
この商品は、誰の、どんな場面の、どんな悩みを解決するのか。
「防水規格IPX7対応」と書くのは商品が主語。「急な雨でポケットの中が濡れても、もう慌てない」と書くのは読む人が主語です。伝える情報は同じでも、届き方がまったく違います。
ページ全体を、この「読む人主語」で組み立てていきます。
支援されるページの基本構成(上から順に)
1. 冒頭: 一番強い「変化」をひとことで
最初の1画面で「自分に関係がある」と思ってもらえなければ、下までスクロールされません。商品名ではなく、その商品がもたらす変化を短く言い切ります。
2. 共感: その悩み、ありますよね
読む人が日常で感じている不便・我慢を、具体的な場面で描きます。「分かってくれている」と感じてもらう部分です。
3. 解決: だから、この商品です
ここで初めて商品を登場させ、悩みがどう解決されるかを見せます。機能の説明はこの文脈の中でだけ意味を持ちます。
4. 証拠: 信じられる理由
海外での実績(支援額・支援者数)、メーカーの背景、素材や構造の裏付け、認証など。「良さそう」を「信じられる」に変える材料です。事実だけを、盛らずに書きます。
5. リターン設計: 選びやすい選択肢
価格の選択肢は多すぎると迷って離脱されます。軸になるプラン+早期割引+複数個セット程度の、選びやすい構成が基本です。
6. 発起人の顔: あなたは誰か
なぜこの商品を日本に紹介したいのか。あなた自身の言葉で書きます。応援購入は「人」につく側面が強く、ここが薄いページは信頼されません。
7. 不安つぶし: よくある質問
配送時期・保証・サイズ・使い方など、購入直前の小さな不安を先回りして答えます。最後のひと押しは、勢いではなく安心です。
画像と動画の考え方
- 1枚目の画像(メイン画像)が勝負: 一覧ページで表示されるのはこの1枚。商品が使われている場面が伝わるものを選びます
- 文章より先に画像で伝わるか: スマホの読者は流し見です。画像だけ追っても話の流れが分かる構成を目指します
- メーカー素材はそのまま使わない: 海外向けの素材は日本の読者に響かないことがあります。日本の生活場面に置き換えた見せ方を検討します
キュレーターを頼る
忘れてはいけないのは、あなたはひとりでページを作るのではないということです。
応援購入サイトにはキュレーター(プロジェクト担当者)がいて、掲載前にページの構成や見せ方について相談に乗ってくれます。彼らは日々多くのプロジェクトを見ているプロです。「このカテゴリではどんな見せ方が読まれていますか」と素直に聞く。ここでも、教わる姿勢が最短ルートです。
公開前チェックリスト
- 冒頭1画面だけで「誰の何が変わるか」が分かるか
- 機能の説明が「悩み→解決」の文脈に載っているか
- 実績・数値は事実のみか(誇張・断定表現はないか)
- リターンは迷わず選べる構成か
- 発起人の想いが自分の言葉で書かれているか
- スマホで最後まで読んでみたか(作成はPC・読者はスマホです)
まとめ
- ページは機能の一覧ではなく「誰の何を解決するか」の物語の順番で組む
- 構成は 変化→共感→解決→証拠→リターン→発起人→FAQ
- 画像は場面で見せる。迷ったらキュレーターに相談する
次に読むなら:プロジェクト初日が大事と言われる理由/Makuake・GREEN FUNDING・CAMPFIREの違いと選び方
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