こんにちは、小野寺徹です。
商品が決まりメーカーとの話が進むと、次の悩みは「どのサイトで公開するか」です。日本の応援購入サイトには複数の選択肢があり、それぞれ特徴が違います。
この記事では、代表的な3つのサイト——Makuake(マクアケ)・GREEN FUNDING(グリーンファンディング)・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)——の違いと、選び方の考え方を解説します。
前提: どのサイトも「購入型」で、担当者がつく
まず共通点から。3サイトとも、物販で使うのは「購入型」(商品を受け取る権利を支援として購入してもらう形式)です。
そして、出品にあたってはキュレーター(プロジェクト担当者)とやり取りしながら準備を進めます。ページの構成、公開時期、リターン設計——初めての出品でも、相談相手がいる状態で進められるのがこの業界の良いところです。掲載には審査があるため、「登録すれば誰でもすぐ出せる」わけではない点も共通です。
Makuakeの特徴
「応援購入」という言葉を広めた、この分野の代表格です。
- 新商品の発表の場という色が濃い:「アタラシイものや体験の応援購入サービス」を掲げ、日本初・世界初のプロダクトが集まります
- メディアや小売との接点:Makuake発の商品が後に一般流通やメディアで取り上げられる流れがあり、「ここから世に出る」文脈が強いサイトです
- 海外商品の先行販売との相性:日本未上陸プロダクトの先行公開という、クラファン物販の王道の使い方に合っています
GREEN FUNDINGの特徴
CCCグループ(TSUTAYAなどを運営する企業グループ)のサイトです。
- ガジェット・家電系に強い:テクノロジー系プロダクトの掲載が目立ち、こうした商品を探しに来る支援者が集まります
- グループとの連携:TSUTAYA・蔦屋家電といったリアル店舗との接点が生まれる可能性があるのが特徴です
- 扱う商品がガジェット・家電寄りなら、有力な選択肢になります
CAMPFIREの特徴
国内最大級の掲載数を持つ、間口の広いサイトです。
- ジャンルの幅が広い:プロダクト以外にも多様なプロジェクトが集まる、国内最大級のプラットフォームです
- 支援者層も幅広い:ガジェットに限らない生活雑貨などでも受け皿があります
- プロダクト特化の色は上の2つより薄いぶん、商品ジャンルによってはこちらが合うことがあります
選び方の考え方
「どこが一番良いか」ではなく、「この商品はどこに合うか」で考えます。
- 類似商品を検索してみる:出したい商品と似たジャンルの商品を各サイトで検索し、掲載数と支援の集まり方を見ます。似た商品が活発なサイトには、その商品を求める支援者がすでにいます
- 商品ジャンルで絞る:ガジェット・家電ならGREEN FUNDINGが候補に入り、日本初の新商品性が強ければMakuakeの文脈に乗る、というように商品側から逆算します
- キュレーターとの相談で決める:問い合わせ・審査の過程でキュレーターと話す中で、公開時期やページ作りの支援体制も含めて判断します
なお、手数料や細かい掲載条件は各サイトで異なり、改定されることもあります。必ず公式サイトの最新情報で確認してください。
1つ注意: 同時掲載は基本的にできない
同じ商品を複数のサイトで同時に先行販売することは、基本的にできません(各サイトの規約・独自性の考え方によります)。だからこそ「最初にどこで出すか」の選択には意味があります。迷ったら、類似商品の実績が最も豊富なサイトから検討するのが堅実です。
まとめ
- 3サイトとも購入型で、キュレーターと相談しながら進められる。掲載には審査がある
- Makuake=新商品発表の代表格/GREEN FUNDING=ガジェット・家電に強くCCCグループ連携/CAMPFIRE=国内最大級で間口が広い
- 「どこが良いか」ではなく「この商品はどこに合うか」。類似商品の集まり方を見て、商品側から逆算して選ぶ
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