こんにちは。
在宅副業コンサルタントの小野寺です。
当記事では、
「販売価格から原価を決める上級テクニック」を紹介します。
前回は「販売価格の決め方:初級編」として
積み上げ式の原価計算のやり方を紹介しましたが、
今回はその逆パターンですね。
類似商品の相場観に合わせなければならないときでも、
しっかりと利益を取っていける計算方法について
紹介していきます。
いわゆる上級編ということになります。
初級編を見ていることを前提にしていますので、
未読の方は初級編からご覧ください。
こんにちは。 在宅副業コンサルタントの小野寺です。 当記事では、 「利益率5割も狙える販売価格の決め方」について紹介していきます。 僕のようにバイヤーとして活動している人、 貿易や転売などを[…]
前回の計算方法との違い
前回の方法は、既に原価が決まっている状態で
適切な販売価格を設定し、
高利益を実現させる方法でした。
しかし、今回紹介する計算方法は
販売価格が決まっている状態で適切な原価に交渉し、
高利益を実現させる方法になります。
前回に比べてテクニックが要求される方法ですね。
この方法を使用するときのテクニックとして、
相手メーカーに原価計算表を見せて
採算が取れないから原価交渉をするというものがあります。
この交渉を挟むことにより、
メーカー側も原価を下げることを視野に動いてくれます。
原価計算表
こちらはサングラスを例にして、
原価計算を行ったときの表になります。
ここで注目してほしいのは
初めてクラファン物販をする場合、
割引で販売する必要があるということです。
先行リリースで販売する代わりに
割引で購入できるというのがクラファンのメリットですから、
全商品に割引設定しなければなりません。
具体的にいうと先着30名~50名に設定するときは、
だいたい30%引きくらいが平均ですね。
今回は30%引きでサングラスを販売した
場合を想定して計算しています。
表を見ていただければ分かるとおり、
販売すればするほど赤字になってしまうという
結果になってしまいました。
これが先ほどいった“採算が合わない”という状況ですね。
メーカーにはこの原価計算表を見せて、
原価交渉を行うわけです。
原価計算表を見れば採算が合わないことは明確ですし、
相手メーカーも商品を流通させたいと考えているはずなので、
交渉に応じてくれる確率が上がりますよ!
下記の動画では、
今回の内容を深掘りしながら
原価交渉のテクニックについて紹介しています。
クラファン等の物販を行うなら、
原価計算の知識は必ず必要になりますので、
ぜひ動画の方もご覧ください。