海外展示会で36社と契約したライセンス物販の進め方|株式会社FISTRIV 小野寺徹

株式会社FISTRIV代表の小野寺徹です。この記事では、当社が実務で行っているライセンス物販を、海外の展示会で商品を探すところから、日本で販売するところまで、順番に説明します。

ライセンス物販とは

ライセンス物販は、海外のメーカーと直接交渉して日本での販売権(ライセンス)を取得し、その商品を国内で販売する方法です。国内の問屋や他の販売者を経由しないので、価格と販売条件を自分で決められるのが特徴です。当社は、クラウドファンディングで先に注文を集めてから仕入れる形で行っています。

1. 展示会で商品を探す

最初の仕事はリサーチです。海外の展示会やクラウドファンディングサイトで、日本でまだ販売されていない商品を探します。展示会では、メーカーの担当者と直接話しながら商品を確かめられます。私は香港の展示会「香港メガショー」で、3日間で36社と契約しました(当社発表)。

2. メーカーと条件を話し合う

気になる商品が見つかったら、メーカーに連絡し、日本での販売条件を話し合います。主に決めるのは、価格・最低数量・販売期間です。英語でのやり取りが不安な方も、翻訳ツールで補えます。

3. 販売権の範囲を書面で取り決める

条件がまとまったら、販売権の範囲を書面で取り決めます。どの範囲で販売してよいかを契約で明確にしておくことが、その後の販売の土台になります。

4. サンプルで商品を確かめる

契約に基づき、サンプルを取り寄せて商品を確かめます。日本で販売する前に、品質や使い勝手を自分の目で確かめる段階です。

5. クラウドファンディングで需要を確かめる

国内のクラウドファンディングサイトで先行販売し、どれだけ需要があるかを確かめます。

6. 確定した注文の数だけ仕入れ、一般販売へ

クラウドファンディングで確定した注文の数だけ仕入れ、その後はEC・店舗・販売代理店の経路で販売します。クラウドファンディング終了後は自社サイトや通販サイトでの一般販売、百貨店・家電量販店・専門店での取り扱い、海外メーカーの日本の販売代理店としての商品の供給へと広げていきます。

なぜ、先にクラウドファンディングを行うのか

先にクラウドファンディングで注文を集めてから仕入れることで、売れるかどうか分からない商品を先に大量に仕入れる危険を減らせます。これが、当社がライセンス物販でクラウドファンディングを使う理由です。

始める前に決めておくこと

  • 目指す販売経路:クラウドファンディングだけで終えるのか、その後のEC・店舗・代理店まで進めるのか
  • 使える資金と時間:サンプルの取り寄せや初回の仕入れに使える資金と、1週間に使える作業時間
  • 商品の分野:最初は、自分が興味を持てる分野に1つ絞る方が、リサーチと交渉が続きます

体系的に学ぶには

当社は、ライセンス物販を体系的に学べる無料のオンラインプログラム「Upstream Trade Owner(アップストリーム・トレード・オーナー)」を、共同事業者と共同運営しています。この記事で紹介した流れを、実務の順番に沿って学べます。概要は紹介ページ(https://fistriv.net/upstream-trade-owner/)にまとめています。

結果には個人差があります。特定の成果をお約束するものではありません。

代表の経歴と当社の事業は、会社サイトの「代表取締役 小野寺徹のプロフィール」(https://fistriv.net/onodera-toru/)でご覧いただけます。

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